ヘーゼル・アトラスは、もともとフルーツジャーや企業向けに食品を保存するコンテナなどを生産していたそう
なのですが、1920年ごろ、一般の家庭向けダイナーウェア分野に乗り出したそうです。
ヘーゼル・アトラスの食器は、富裕層にも受けるけれども、エレガントすぎず、しかもシンプルでおしゃれな
デザイン、そしてなによりも一般家庭の主婦たちも気軽に買える価格だったため、絶大な人気を誇ったそう
です。
その後、ヘーゼルアトラスは、1956年に世界最大の食品容器会社、コンチネンタル・キャン・カンパニーに
よって買収され、その歴史に幕を閉じた。
買収後も、ヘーゼルウェアのラベルでいくつかの新商品を世に出したけれど、1963年、同社が反貿易法に
よって、告訴されたため生産中止に追い込まれたそうです。残念。
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ヘーゼル・アトラスは、家庭で使われるオシャレな食器メーカーとして有名な存在でした。
1923年には、透明で色彩されたダイナーウェア(ディプレッショングラス)を発売、その後、クローバリーフや
ロイヤルレース、ニューセンチュリー、モダントーンなど現在コレクターズアイテムになっているシリーズを
次々と世に送り出しました。
1936年に、特許を取得したプラトナイトは、ヴィクトリア調を思い起こさせる独特の半透明な白いグラスで、
他のグラス会社のミルクグラスとは一線を画す、存在ともなった。
また、ヘーゼル・アトラスは、子供向けのマグやシリアルボールにも力をいれていて、アルファベットシリーズ
や、ウエスタンシリーズ、サーカスシーンシリーズなど、シリーズで集めたくなるものがたくさんある。
アルファベットシリーズなら、楽しみながら英語の勉強ができますよね。
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