■ペーパードリップ式
コーヒーのいれ方でもっともポピュラーなのがこのペーパードリップ式。
ペーパーフィルターを使うペーパー・ドリップ式は、手軽な上に後片付けも楽、しかも値段の張る器具を
買い揃える必要もないし、いれ方の手順もごくごく簡単で、抽出方法としては一番手軽な方法ですね。
ペーパードリップで淹れる時のポイントは、最初にお湯を中央に少し注ぎ、それから全体にまんべんなく
注ぐ。粉が、盛り上がってきたら注ぐのをやめ、十分に蒸らす。コーヒーがサーバーに落ちてきたらお湯
をゆっくりと円を描くように注ぎ、粉が陥没する前にサーバーからドリッパーを外す。でないとアク等が
混ざって美味しくなくなりますからね。
お湯を注ぐポットはできれば、口の細いタイプのものがオススメ。少量のお湯を注ぐ事ができるので、
粉とお湯を馴染ませやすいんです。
それからもう1つ。ドリップ式の場合、どうしてもコーヒーを落とすのに時間がかかるのでコーヒーがぬるく
なりがち。だから、事前にポットやサーバーにお湯を入れて温めておく。
そして、サーバーのお湯をコーヒーカップに移してカップも温めておくと美味しくいただけます。
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■パーコレーター
パーコレーターは、アメリカの開拓時代から使われてきた伝統的なコーヒー抽出器で、ポットごと直火に
かけて、コーヒーを入れることができるので、キャンプをする人たちには必須アイテムとなっています。
今では、パーコレーターも種類が増えていて、アウトドア用の厳つい感じのものだけでなく、ガラス制の
オシャレなものまであるんですよ。
淹れ方も、そんなに難しくはありません。
淹れる人数分より少しだけ多めに水を入れ(蒸発分を計算して)、バスケットといわれるコーヒーをいれる
部分にコーヒーを入れ、セットする。そしてパーコレーターのフタをして、火にかける。
最初は、強火で一気に沸騰させ、お湯が上がってきたら、弱火にしてコーヒーが抽出されるのを待つ。
コレだけなんですよ。簡単でしょ。
参考文献 |
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